春は牛肉の季節であります
何故ならうちにビーツがやって来るから。
春は牛肉の季節であります
へ?とお思いかもしれませんが、うちでは「春は牛肉を食べる季節」です。いや、「お雛様
後は牛肉を」か?イヤ、「新学期前は牛肉を」・・・
(だんだんわからなくなってきたのでここら辺でやめとこう)
とにかくこの季節は昔から牛肉。嘘です、昨日決めました。
家人@デカパン先生が友だちと趣味でやっている畑(6割がた有難い4割が面倒)から、
この時期ビーツがやって来るからです。
キラキラしたスーパーとかデパートとかではどうだかわかりませんが、
うちの近所のヤオマサ(お世話になってます!ありがとー!)でビーツなんてものが売ってるの、見たことありません。
ワタクシの出身地の南九州でもそう。
「食べたことないし料理の仕方がわかんない」と言うと、昔ロシア駐在ロシア語ペラペラな家人@デカパン先生が
「ボルシチ作ればいい」
と軽く言うのです。だから、知らんがな!
知らんがな!と言いつつも優しいワタクシは、かつての記憶をたどり一冊の単行本を引っ張り出します。
火宅の人・檀一雄の家に嫁いだ檀 晴子さんの料理本。
晴子さんが、舅たる檀一雄に教えてもらった料理に確かボルシチがあったよ・・・・俺よく覚えていたよね!そしてこの本、断捨離の嵐に耐え抜いてよく生き残った!
・・・・早速ページをパラパラ・・・ありました!なに、材料「酢漬けビーツ」だ・・・と・・・?うちにあるのは生ビーツなんだよ!俺の記憶役に立たなーい!!!
改めて「知らんがな!」と言いますと、家人@デカパン先生は
「作り方も何もあったもんじゃないよ!ボルシチなんてクソ寒い時にバケツの中にジャガイモとか人参とか玉ねぎとか半分腐りかけた日持ちのする野菜とかビーツと一緒に凍ったキャベツぶち込んで肉入れて適当に塩ふって、ストーブの上に置いといただけの料理だから!ウクライナの農民が食ってたやつだから!火加減も何もなし!豚汁より適当!」
とか言いやがります。ほんとかよ・・・
いやね、食べたことないから味の想像がつかんのよ・・・。私をロシア料理店に連れてって。
そんな時もそうでない時もホットクック KN-HW-24CR様にこんな感じでお任せ。
(材料とか手順とか)
タニタはかりの上にホットクックの内鍋をどーんと置く
家人@デカパン先生の畑から来たキャベツLサイズの4分の1、人参1本、発育の悪いビーツ3つ、しなびたカブSサイズ4個
ヤオマサから来た玉ねぎLサイズ1個とジャガイモMサイズ2個、
20%オフになった牛スネ肉とまだ安売りになっていない牛スジを入れて
(牛肉高っか・・・・この時期しか牛は買わないようにしよ・・・)
水を200cc、白ワインが残っていたので適当にひとまわし
「勝間式ロジカル料理」の本に愚直に従って
総重量の0.6パーセントの塩を計算・・・すんのが面倒なので
「アレクサ、1920グラムの0.6パーセントは?」
「・・・・。」
今日のアレクサは機嫌が悪いようです(ネットの接続が悪い)
しょーがないので自分でスマホ電卓で計算 1920×0.006=約12。よっしゃ、塩をパラパラリ、
そしてスイッチ押す・・・・何ぃいい?自動メニューにボルシチがある、だと?今気づい
た!もういーや、レシピ本無視してるけど気にしない〜あっ蓋が閉まらない!グリグリ、バコ
ン!はいスイッチオン!
鍋が仕事をしている間に洗濯物をたたんでコーヒーを1杯飲んで子どものドリルを採点
むむむ、いい匂いがしてまいりました
ハイできあがり〜
嘘です、まだ出来上がってないです。庭のローリエ(ジャングルになってる)
2枚ちぎってきて、5分加熱延長したことをしたことを告白します
いただきます
次男@冬でも半袖短パンマンがチリメンわんこを置きました
はぁ美味しい・・・・マジうめぇ・・・
こと煮込み系料理に関してはホットクック最強ではないでしょうか。
「外食するより安くて美味しい」って勝間和代さんが言ってるの読んで
「???え〜?外食楽しいし、安いとこもあるよね?」と思っていたのに、
最近「家でちょっと頑張ったら野菜たっぷりでおいしいよな」→「アレ・・・?これって
まずくないか・・・ポイント使っての外食の楽しみが無くなる・・・ちょっと寂しくない?
でもお家ゴハン満足度高い・・・」っていう気分に自然となってきました。
だってホントに美味しいんだもの。恐るべし勝間本。恐るべしホットクック 。
本物のバケツボルシチと同じ味かどうかはわかりませんが、次男@冬でも半袖短パンマンが
ペロリとたいらげ、お茶漬けのように汁を啜っておりました。外ではテーブルマナーを気をつけてくれよ!たのんだぜ!(躾からの逃避。)
「我が家で最もコスパが良く、買って1ヶ月でもとをとった大賞」を見事受賞したホットクック ちゃんです。
家人@デカパン先生が「うまい。これまた作って」と言う率が確実に40%アップしました。
出来上がってすぐは蓋が開きにくいとか毎日使いすぎて内鍋が綺麗にならないとか、ちょっとした不便を補って余りある1軍プレーヤーです。
檀一雄は女優の壇ふみ さんのお父さん。美食家です。
20年ぐらい前にバックパッカーとしてポルトガルの果てまで行ったことを思い出します。なつかしや。
おうちごはんに革命が起きた。目から鱗の考え方が目白押しです。真似できるところから、やってみたいことからはじめてみてはいかがでしょう
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